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うどん作り&萩城下町RUN 2nd

うどん屋Pです。私は工場(どんどんではセントラルキッチンといいます。)で働く事もあります。本日は久しぶりに製麺作業を行いました。

まず、ほとんどの方はうどんを作ったことはないと思いますので、うどんの作り方を簡単にお伝えします。

うどんは、小麦粉、塩、水。以上3つの材料で作られます。シンプルなだけに素材の良しあしで味が大きく変わります。もちろん一番大切なのは小麦粉です。

だわりの自家製麺
うどんの原材料は小麦粉と塩と水のみ

小麦粉といっても大きく分けて、薄力粉、中力粉、強力粉とあります。大きな違いはタンパク質の含有量です。薄力粉はタンパク質が少なく、強力粉は多くなります。中力粉はその中間です。うどんに使うのはこの中力粉です。

ちなみに薄力粉は天ぷらやケーキなどサクッとした食感が求められる料理に、強力粉はパンやラーメンの麺といったしっかりとした食感が求められる料理に使われます。

この中力粉はスーパーなどではほとんど見かけません。ですからもし自宅でうどんを作りたいという方は、薄力粉と強力粉をミックスして作るのがおすすめです。

さて、どんどんの中力粉は特別品です。メーカーさんからどんどん専用粉として送られてきます。中身は秘密ですが、うどん用の小麦粉としては最上級の物であることは間違いありません。



写真は20キロ入りの袋ですが、工場での製麺作業時にはこの袋を一日に50体以上運ばなければなりません。なかなかの肉体労働です。製麺作業終了時にはお腹がペコペコになります。それもあって、製麺後にどんどんで食べるうどんは最高の味です。

製造工程の写真は残念ながら載せられませんが、塩水と小麦粉を混ぜ合わせ、しっかり練りこみます。この時にグルテンが発生します。このグルテンがうどんのコシのもとになります。

その後に熟成させた生地をじっくりとじっくりと伸ばします。一気に伸ばしてしまうとせっかくできたグルテンが破壊されてしまうのです。

そうして、うすーく伸ばした生地を最後に包丁でカットして完成です。

茹で時間15分のこだわり

どんどんの麺の特徴は讃岐うどんのコシが強いうどんや博多うどんのふわっとしたうどんのどちらとも違います。コシがある中にももっちりした食感が残る独特の麺です。

ゆで伸びもしにくいので、麺を持ち帰っておうちで召し上がって頂いても美味しいです。うどん玉のみの持ち帰りも可能です。(ひと玉130円(税込)です。)

持ち帰りうどんを使って、自宅でどんどんしてみました。

最後に、今週も城下町マラソンコースに走りに出ました。先週途中リタイヤしたので、今回は最初からショートカットの15キロコースで。低体温症対策としてウェアも汗冷えしにくい秋・冬用をチョイス。万全の体制で臨みました。


キロ6分くらいからスタートして、途中キロ5分まで上げることが出来ました。全盛期は4分30秒くらいで軽く走れていたので、まだまだではありますが、前回と違い10キロ過ぎてからも快適です。これならハーフも行けそう!と思いました。しかし、この日は大事をとって15キロでストップ。来週は21キロ完走を目指します。

途中、萩市の松本川沿いを走ります。きれいな川です。思わず立ち止まって写真を取ってしまいました。萩に住んでいると当たり前な存在ですが、こんなに綺麗な自然に囲まれていることは、ありがたいなあとしみじみ思う萩ランでした。

萩市松本川。中洲には白鷺が一羽。