最強の厨房用シューズを探せ!その②
結論から申し上げます。
・ホール、厨房問わず素早く動き回りたい人は「ワークマンベストコックシューズ」を
・足腰が弱く滑って転ぶのが心配と言う方は「ハイパーV5000」を
選ぶと良いかと思います。
こんにちは萩のうどん屋Pです。
先日ご紹介した「ワークマンベストコックシューズ」を履いてみました。
まずは、自宅からお店まで軽くジョギング(!)
フィット感が違います。これならフルマラソンも走れるかも?と期待大。
萩の土原店にて6時間継続してはいてみました。
ここでどんどんの仕事についてちょっとご説明を。スタッフは厨房作業とホール作業のどちらも行います。みんな多能工なのです。それがスピード提供に繋がっています。結果として1日の歩数はかなりのものになりますので、靴が足に合っているかどうかは重要な問題です。
コックシューズの話に戻ります。靴のアッパーがぴったりと足の甲を包んでくれるので、靴の中で足がぶれずエネルギーロスがありません。
また、靴自体が軽いですね。
ワークマンベストコックシューズ 片足233g
ハイパーV5000 片足 297g
60g超の違いは長時間労働したときの疲労度合いに大きく影響を及ぼすはずです。
さらに、靴の中敷も秀逸です。
写真を見ていただければわかるように、かかとの部分に丸いクッションのような素材が貼ってあります。おそらくこれが緩衝材としてかかとへの衝撃を分散してくれているようです。
6時間履いた結果・・・・、ハイパーVと比較して足の疲労感が極めて少なかったです。ということで最強の厨房シューズはワークマンコックシューズに決まり!!
と言いたかったのですが、
ひとつだけハイパーV5000に敵わない点が。 それは、、
滑りにくさです。
ワークマンシューズよりハイパーVの方が明らかに滑りにくい!
正直ハイパーだけを履いていた時には気づきませんでした。ワークマンを履いてみて、ハイパーVがいかに滑りにくい靴なのかが良くわかりました。
濡れた厨房の床や、グレーチング(金属の溝ぶたのことです。)の上ではワークマンがつるっと滑ってしまうのに対し、ハイパーVは滑らないんです。
ハイパーVおそるべし。。。足腰の弱い年配の方はつるっと滑った時に踏ん張りがききません。大怪我に繋がることもあります。そう言う方にはハイパーVをお勧めします。
一方で私は素早く動き回りたいタイプですし、多少滑ってもカバーできます。ということで、これからもワークマンコックシューズにお世話になるかと思います。
一口に厨房シューズといってもメーカーによって設計思想が全く異なるものなのですね。
飲食、食材加工にたずさわる皆さん。
ぜひ色々と試して、自分にあったベストシューズを見つけてください。