気になるメニューを注文してみました。
こんにちは。萩のうどん屋どんどんのPです。
さて、皆さんよくご存知のように新型コロナウイルスで景気がかなり低迷しています。特に旅行、宿泊業界などはかなり厳しいと聞いています。
私どものような飲食業界もかなり深刻で、居酒屋さんなどでは通常のの3割くらいしか売り上げがない店もあると聞きます。
しかし、こんな状況下でも有難いことにどんどんへ足を運んでくださるお客様がいらっしゃいます。
感謝しかありません。本当にありがとうございます!
こんな時だからこそ、頑張って美味しくて体に良いどんどんのうどんを多くのお客様にお届けしたいと思います。
さて、本日は最近気になっているどんどんのあるメニューについて。
それは
「学割うどんの天かす抜き」
です。
どんどんには「学割うどん」というものがあります。
こちらです↓
肉うどんの肉を少量とたぬきうどんの天かすを半量、それにかまぼこを一枚あしらったうどんです。一杯330円(税込)。おむすびが2個ついた学割A(430円)、炊き込みご飯がついた学割B(430円)、おむすびが1個ついた学割C(380円)というセットメニューもあります。
創業者の砂田泰彦は、学割うどんの由来について「学生さんのお小遣いでも、お腹いっぱいに食べてもらいたい。だから、学生さんの好きな肉と天かすとかまぼこを全部入れたんだよ。」と申しておりました。
学生さんならどなたでも注文して頂けます。この学割うどんで育った!という山口県民の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
その学割うどんに最近異変が起きています。。。。
「学割うどんの天かす抜き」という注文をされる学生さんがすごく増えているのです。
天かすが入らないからといって、お値段は変わりませんので、もったいないようにも思えます。
しかも、ただ天かすを抜くのではなく、そこに「エビ天」や「ちくわ天」をトッピングされるのです。
なぜだろう?誰が始めたんだろう??とご注文通りに作りながらも、頭の中で「?????」とはてなマークがとまりません。
これは実際に食べてみるしかない!
ということで、注文してみました。しかし、学生でない私が学割うどんを注文することは関係者とはいえタブーです。
そんな大人の方に朗報(?)です。実はどんどんには裏メニューとして「大人の学割うどん」というメニューがあるのです。学割うどんとまったく同じ内容のうどんを520円という大人価格で召し上がって頂けます。おそらくどんどん全体でも年間1食か2食しか出ないのではないでしょうか?
お客としてレジにならび、スタッフに「大人の学割うどん天かす抜き、エビ天トッピングで」と注文しました。
スタッフに苦笑いされつつオーダーを通してもらい、果たして出てきたのがこちら↓です。
普段作っているので、想像通りのメニューです。ん?よく考えるとこれって肉天うどんじゃん!しかも赤カマが一枚ついてて、ちょっと嬉しい。
計算すると学割うどん330円にエビ天130円をプラスすると460円でこのうどんが食べられます。通常の肉天うどん(520円)より肉が少なめとはいえ、赤カマがついてこの価格で食べられるのはかなりのコスパです。
エビ天は衣もたっぷりなので、天かすを入れると少し胃に重くなるので、天かす抜きにするのも理解できます。
そうかー。学生さんたちはこれが食べたかったのかー!!なかなか思いつかない発想に、思わず感心してしまいました。
それにしても一番最初に始めた人は誰なんでしょう?敢えて食材を省くという選択はなかなかできるものではありません。
気になるメニュー、美味しくいただきました。
今度は「大人の学割天かす抜き+ちくわ天」を試してみたいと思います!