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登山部レポート(高岳山)

こんにちは!萩市のうどん屋どんどんです。

久しぶりに、どんどん登山部で山登りに行ってまいりました。

今年の夏があまりにも暑かったことや、コロナの状況下で半年以上登山に行けませんでしたので、本当に久しぶりの登山です。

今回は私と部長の二人。目指すは徳佐にある「高岳山(たかだけやま)」です。

高岳山は標高1040m。山口県と島根県の県境にあります。登山口は山口県側にありますが、山頂の住所は島根県にあるようです。

山の登山口は大概わかりにくいので、JR徳佐駅近くのセブンイレブンで待ち合わせて向かいます。

細ーい田舎道、砂利道を通って10分ほどで出発地へ到着。ここへ車を止めて歩き始めます。このころは元気でした。まさか自分史上もっとも辛い登山になるとはこの時思いもよりません。

スタート地点。この時は元気でした!


二人でたわいのない無い話をしながら、登山口へと続く林道を歩きます。山々は間伐が丁寧に行われていて、とても美しい林が続きます。

15分ほど歩くと登山口到着です。なんだろう、私はこの時点ですでにお疲れ気味でした。

ここが高岳山登山口。



登山口からは、登山道沿いに進みます。小川を越えるポイントがいくつかあって、なかなかワイルドな道です。結構楽しい。ん?なんか道が無くなってきたぞ?部長を振り返ると部長もかなり心配そうな顔をしています。

もののけ姫を彷彿とさせる山中。この時点ですでに道に迷ってました。



強引に川を渡って進むも、どう考えても登山道ではないような。二人で思案したあげく戻ることに。どこで間違えたんだろう・・・?



すると、発見。間違いの原因です↓。案内板が朽ちて倒れてました・・・・。登山口を入って5メートルの地点で最初の分岐があるのですが、右へ行くべきところを我々は左へ行っていたのです。これは分からんわー。

朽ちた看板。完全に見落としてました。他にも迷った人は多数いるのでは。。

気を取り直して登山再開しますが、すでにこの時点でかなり疲労が蓄積していました。

小川を横切り・・・。

こんな小さな滝やせせらぎを何度も渡ります。よく言えば変化に富んだコースですね。

クマザサの生茂る登山道を進み。。。

5合目を越えたあたりからクマザサの中を突っ切って歩く箇所が多いです。

やっと5合目。

部長「休憩とりますか?」

私「進みましょう!」

本当は休みたいけど、プライドが邪魔して休めません。この辺からは本当にきつくて、登山というよりマラソンを走っている感覚でした。

1合ごとに設置してある立派な看板。最初の分岐点の看板も新しくして欲しいです・・・。

紅葉に癒されつつ・・・。

10月後半でしたが、山頂近くはご覧の紅葉。

あと150メートル!

ここが山頂。でも展望台はもう少し先です。

到着です!んー?思ったより山頂が狭い・・・・。周囲に木々が生い茂り、最高の展望という程ではありませんが、1000を越える山に登るとなかなかの充実感がありました。きつかったー。

とうとう山頂。くたびれてます。

ここから下りますが、急坂の連続で滑らないように気を使いながらの下山。ここでも相当体力を削られました。

登山口まで戻り、せせらぎで顔を洗います。ここでようやく一息つけました。

せせらぎの水は冷たく、気持ちよかった!

車に戻った後は、お楽しみのスイーツタイムです。
登山口近くの船方牧場さんにて濃厚ソフトクリームを(男二人で)いただきました(^^)。

無事に終了しましたが、この後1週間は筋肉痛が取れませんでした。まさに自分の登山史上もっとも過酷な登山でした。おそるべし高岳山、登られる方おられたら、たかだか1040mと侮ってはいけませんよ。

ちなみに隊長は全然平気そうでした。山の男はすごいですねえ。

船方牧場のソフトクリーム!